日本の子供って世界一睡眠時間が短いって知ってましたか?

日本の子どもは世界一睡眠時間が短いって、知っていますか?

 

たとえば中学生。

日本は、平均睡眠時間は7時間台ですが、

アメリカは日本よりも約30分長く、ヨーロッパ諸国では90分以上長いです。

特に、スイスは9時間以上の睡眠時間が平均です。

いかに日本の中学生の睡眠時間が短いか、分かると思います。

 

さらに問題なのは睡眠時間だけでなく、子どもたちが寝る時間帯。

欧米の親は、夜の9時には子どもを寝かしつけるのが普通のようです。

一方、日本の子ども達は放課後は塾や習い事で帰宅が遅くなったり、

共働きの両親の帰りを待っていて夕食が遅くなったり、

インターネットやゲームなど、生活が夜型になってしまう要因にあふれています。

 

何となく夜更かししてしまう。

家族もまだ起きてるから等の理由で、

遅くまで起きていることが当たり前になっていて、

それに対して夜型になっている親自身も、

さほど気にならないのが現状です。

 

中学生くらいになると、それぞれの部屋に居ると

寝ているのか起きているのかも分からない

し、親に干渉されたくないという反抗期も重なり、

あまり強く言えないのもあるかもしれません。

 

ですが、夜更かしや睡眠不足は、朝の体調不良や

集中力が続かないことの原因になり、気持ちの落ち込みや

不登校にもつながりかねません。

 

寝ている間に、脳内では休息だけでなく、

情報の処理や記憶の定着が行われていることも分かっています。

勉強やスポーツに一生懸命取り組んでいる時期に睡眠不足だと、

身体の修復が追い付かないことはもちろん、

学習の定着も遅れてしまいます。その結果、

子ども達の身体と心の健康にも大きく影響を

与えてしまう事が心配されます。

人は、朝はスッキリと目覚め、日中は元気に活動し、

夜になったらぐっすり眠る。という自然のサイクルを

保ってこそ、健全な身体と心が作られます。

良質な睡眠と食事、運動など規則正しい自然のリズムに沿った

生活に整えることで、子どももイキイキと毎日を

過ごせるようになります。

 

睡眠への関心が高まっている中で、ご自身の睡眠はもちろん、

我が子の睡眠についてもしっかりと向き合って、

改善していくのが親の責任ではないでしょうか。

 

文責 椎葉ゆう子

 

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