深刻化している子どもたちの夜型化

こどもたちの夜型化について問題視されてからずいぶん経ちますが
ここ最近でこどもたちの夜型化が急速に進み、深刻な問題になっています。

こどもは、今を明るく生き、未来に向かって育っている尊い存在です。
日々、様々なことを体験しながら、五感を通じて感じ、考え、人として成長を続けています。

今日のこども達を取り巻いている環境は、
私たち親世代が育った環境とは大きく変わっています。
学校でのルール・友達関係、通学事情、
遊びの内容、運動習慣、地域とのふれあい。等、
生活は便利になってきてはいるものの、
その反面で、こども達の健康への影響も多く指摘されています。
こども自身の習い事や塾通いをし、
その親は共働きで多忙なスケジュールをこなしている。

その状況がこども子どもたちのストレス増加や夜型の生活、睡眠時間の減少に拍車をかけています。

日本小児保健協会の調査によると、
「夜10時以降に就寝するこども」は、
1歳6ヶ月児で、55%と半数を超えており、
5歳児で約40%に減るものの、
こどもの生活が夜型になっているのは明らかです。

「夜10時以降に就寝するこども」の推移を見てみると、
平成2年は、
1歳6ヶ月児は、40%未満。
5歳児は、10%です。
昭和55年については、
1歳6ヶ月児で、20%未満。
5歳児で10%未満です。
各年齢においても、確実に増加しています。

睡眠は、健康でいるために必要不可欠なものです。
幼いこどもほど、自分で睡眠を管理し、コントロールすることは不可能です。
睡眠習慣は、家庭でしか作られないものです。
親世代である私達が、
いかに睡眠について理解を深め、
健やかなこどもの成長をサポート出来るかが、
とても重要になってきます。

文責 椎葉ゆう子

 

6月1日〜6月30日まで
『世界一睡眠が悪い日本の子供を救う!
睡眠手帳を作るクラウドファンディング』実施中!

こども睡眠セミナー、手帳や専門家からのアドバイス
500円から参加でき、あなたの支援がこどもを救います
https://camp-fire.jp/projects/view/156897

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。