学力と生活習慣の密接な関係性

勉強をすれば、学力が上がる!

とあなたは思っているかもしれません。

 

勉強をしないで成績が上がることはないですが、

勉強をしても成績が上がりにくいという現象が

子どもたちの間で起こっています。

学力を上げるためには勉強は必要です。

これは誰もが知っていることです。

勉強したことは定着をさせなければ、意味がありません。

勉強したことをいつ定着させると思いますか?

 

それは眠っている時なのです。

つまり、生活習慣や睡眠が乱れていると

せっかく勉強したことがどんどん漏れていってしまうのです。

目の粗いざるのように。

 

文部科学省の中高生を中心とした子供の生活習慣が心身へ与える影響等に関する検討委員会

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/08/26/1351212_01_2.pdf

にて公表されている資料があります。

 

小学6年生の算数のテストで毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きている児童は

平均正答率が約80%なのに対して、生活習慣が崩れてしまっている児童は

平均正答率が約60%という調査結果が報告されています。

 

80点と60点では大きな点数の開きがありますよね。

 

点数が良くないと、

「うちの子って頭がよくないのかしら」

なんて思ってしまいがちですが、実はそうではないのです。

 

正しい生活習慣を送れるようにしてあげるだけで

こどもたちの成績は上がる可能性があるのです。

 

勉強しているのに成績が上がらないのは

頭が悪いからなのかしら

こんな何気ない一言が子供に一生の心の傷になるのは

意外とあることなのです。

 

私は色々な大人のメンタルの研究をしていますが

自己評価の低い大人の多くは子供のころに

親から言われた何気ない一言であることが多いです。

その何気ない一言に苦しむ方もいるくらいです。

 

こどもの頑張りがきちんと報われる形にするためにも

生活習慣について考えてみるのもいいのではないでしょうか。

 

文責:藤村晃弘

 

 

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